5/29/2011

デニーズの厨房は大音量

場所はいつものデニーズ
厨房の近くのブース席に座った

厨房では長身で体格のいいスキンヘッドのオッサンが調理していた

オッサン、楽しいのはいいんだけど
厨房の音楽の音量がデカイ。

で、もちろんホールでも客用に違うBGM流してるわけ
なんかもうBGM vs BGM

客の横で掃除機かけはじめるし、もうなんでもあり

それが私が好きないつものデニーズ


ホットアップルパイ。食いかけじゃなくて手をつける前の状態

5/27/2011

あふれだす汗臭く未熟なエネルギー「グミ・チョコレート・パイン パイン編」



11/25/2006 ・ 大槻ケンヂ ・ 角川書店 ・411ページ


大槻ケンヂさんのアツくがむしゃらな青春小説。

ミュージシャンとしての大槻ケンヂさんについては、アニメ「さよなら絶望先生」シリーズのオープニングテーマソング「人として軸がぶれている」(1期)・「空想ルンバ」(2期)・「林檎もぎれビーム!」(3期)程度しか知らなかった。
今回初めて彼の小説を読んだ。

ちなみにこの「パイン編」は「グミ」「チョコレート」「パイン」3部作の完結編
どれから読んでも楽しめるようだ
 
 
カワボンがギブソンの似せものギブボン・レスポールギターを激弾けば、タクオが宅録で破壊的なテクノを作ってきた。山之上は限りなく狂気に近い歌詞を書きそれを叫んだ。真っ白なキャンバスに段々と絵が描かれていくがごとく、彼らはゆっくりとだが、バンドマンに成長し始めているのだ。ボンクラな少年たちに、生まれて初めてそれぞれの配役が自らの手によって与えられたのだ。このセルフキャスティングの感動こそが、バンドが少年たちに与える最高の演出なのである。


高校・同級生・仲間・オナニー・セックス・アイドル・映画・バンド・ライブ・夢・憧れ・執着・挫折
そういった要素で描かれる80年代の青春を、空気を感じながら駆け抜けるように読むことができた。
たびたび挿まれるギャグもおもしろい

高校生らしい、なかなかにエロい妄想もあり、飽きることはなかった
アイドル(聖) vs アイドル(性) みたいな葛藤など少々w


「何も知らぬくせに、映画や本の知識だけが頭の中でふくれあがっている。知識はいらぬプライドを生み、プライドは現実との軋轢を生み、耐えられなくなった少年は内へ内へと閉じていく。内面は何も生まず、そして知ることを恐れるのじゃ」

 
 
2007年には映画化されている
 
 
何かを表現したいって想いは野獣みたいなものなんだ。解き放してやらないと、自分がその獣に食われてしまう。


いくら落ちたって、いくら見失ったって、いくら狂ったって、「ああコイツら、なんか愉快なことやってるな」ですむ。
それは彼らが、若いからで青春してるからで、それはつまり根拠のない可能性を感じさせる。
いつだってやり直しはきく
まだ何もかも始まろうとしているところだから
どうせういい感じにいくんでしょ、はいはいワロスワロス


セックスって空想の相手と現実の相手を合致させるためのお祭りなんだなあって
 
 
青春を描いた小説は大好き
大槻ケンヂさんの作品、もっと読みたいと思った


5/25/2011

この馬鹿どもがッ!「バイオハザード4 -Wii edition- 実況プレイ」 ―塩




part1:2011年01月08日 21:00 ~ 最終回:2011年05月19日 20:02 (全26回)
プレイヤー:


とても楽しませていただいた!
男性実況プレイヤーのさんの第28作目。
それにしてもものすごい再生数の伸びだw


塩さんが「この馬鹿どもがッ!」と悪態をついてショットガンやマシンガンでゾンビを撃ち殺していくw
お気に入りはマインスロアー(時限式爆弾を発射する銃)のようで、派手な爆発でゾンビたちが飛び散るのを見ることができる
しかしなんといっても塩さんはナイフ使いか?


5/23/2011

大切なことはすべてエロチャットが「インストール」





11/20/2001 初版発行 ・ 著者★ 綿矢りさ ・ 河出書房新社 ・ 123ページ



最近知り合いの女性にいただいた本
飲みに行って、「なんか本いっぱいあるんだけどほしい?」
<「はい!いただきます」
そのうちの1冊

今ごろ?て感じだけど読んだ。

2001年当時高校3年生だった著者が、史上最年少17歳で第38回文藝賞を受賞した作品。
表紙をめくると、まず著者近影とプロフィール。
個人的にはこれで読む前に先入観を持ってしまった。
「へえ、高校生が書いた本なんだ」
私は読了後に「なるほどこんな人が書いたんだ」とやりたいタイプなんだ。
なにより女子高生というブランドが社会的に強力すぎる



マンションのいいところ。それは、この建物には、幾百の別々のドアがあり、そのそれぞれのドアの奥にはまた別々の人間が住んでいるのにもかかわらず、こんなふうにマンション全体で今のように賑やかになったり、光ったりやわらいだりと潮の満ち引きをするところだと思う。マンションは一つの大きな生命体だとも思う。同じ波のリズムが誰も気づかないうちにここに住む人全員に浸透している。


話は短い、軽い。
主人公の高校3年生の女の子と、同じアパートに住む彼女よりパソコンとネットと風俗に詳しい小学6年生の男の子が協力して朝から晩まで風俗エロチャットで稼ぐ(自給1500円)。
いやその前に、女の子が高校に通わなくなったり部屋の物を全部捨てたりいろいろあるんだけどさ。


人が仮想から現実に落ちてゆくのだ。それにしてもなぜ“落ちる”などという言葉を使うのだろう。会話が一件落着した、という明るい意味で使われているのかもしれないけど、私は客が“落ちる”を使うといつももの哀しい気分になる。私はチャットルームにずっといなくてはならない仕事の立場だから、自分からは絶対に落ちることができない。だからいつも人が落ちていくのを見守る側である。「帰って」ゆく人にはまた会えそうな気がするが、「落ちて」いく人にはもう二度と会えないような気がするのは何故だろう。別に、あの客にもう一度会いたい!なんていう悲愴な情熱はないのだが、それでも共に濃い時間を三〇分くらい共有した人が不意に正気に返り、二人で創り上げた妄想の世界に私を一人置いてぽろりと落ちていく瞬間は、さすがにむなしいものがあるのだ。


表紙の女子高生がゴツいw


「確かにエッチの知識が増えていくと、その幅広さには何ものもかなわないって思いますね。闇の部分を知ることによって漠然と恐かったものが減って、世の中が狭く浅くなっていく。」


上戸彩さん主演で2004年12月25日に劇場公開された。


クリスマスには観たくないw

その他コミック化もされている


「エロの世界は、大人にぶっつけられる前に自分から飛び込んでいったら、怖くないものなんだ。」


綿矢りささんの他の作品もぜひ読む

「蹴りたい背中」 ―2003年。第130回芥川龍之介賞
「夢を与える」 ―2007年
「勝手にふるえてろ」 ―2010年